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http://www.melma.com/backnumber_151487 私が書き込みで気を付けているのは、読者の皆様が異なる教派の教会に連なり(あるいは教会には行っていらっしゃらない)、
クリスチャン歴も(キリスト教や教会は始めてという方から、すでに成長しておられる方まで)異なっているということです。
また、私が提供する情報は公平で、正確で、お役に立つものでなければなりませんが、まず公平ということでは苦慮することがあります。
聖書はひとつ、神は(父と子と聖霊の三位一体の)唯一の神であるとしても、聖書のどの部分を強調するか、聖書のみでなく伝承も重んじるか、また聖霊の働きをどう捉えるかなどでは、カトリックとプロテスタント、福音派と聖霊派ではかなり違います。
それに、自由主義神学を受け入れている、あるいはその逆に、キリスト教根本主義に立つなど
の違いもあります。
注)
自由主義神学
聖書に記されていることに対して科学的な見方を許容し、批評的な研究・解釈も支持するなどの立場を言う。聖書無誤説、逐語霊感説などはとらない。
キリスト教根本主義
19世紀から20世紀初頭の、保守的な福音主義のキリスト教徒による運動で、自由主義神学に対し、キリスト教の基本的な信条を主張。
福音主義
今日ではさまざまに定義されるが、基本的には、マルティン・ルターの宗教改革に始まった「聖書のみ、キリストのみ」の立場。
私は、ずっと以前に、あるクリスチャン・フォーラムで書き込んでいたことがありました。あるとき、私の聖霊体験の証しを書いたら、(そのような意図はまったくなかったのですが)フォーラムのリーダーから注意を受けました。特定の教派の主張をされては困るというのです。
また、自分も含めての励ましの書き込みに対しては、「あなたの考え方は、パリサイ派の考え方そのものだ」とも批判されてしまいました。
ということで、私はそのフォーラムを去ったのですが、このメルマガの読者の方の中にも、私の書き込みをそのような目でご覧になっておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そのことに私は気をつけているのですが、感情的にもなりやすい教派の比較あるいは批判は絶対に避けたいのです。だからといって、教派教義の違いには触れずに、毒にも薬にもならないような書き込みはしたくありません。
ところで、日本のクリスチャンや教会を取り巻く教派的現状は複雑です。ある例を紹介しましょう。
最近は週間誌化や編成替えも行われていますが、いのちのことば社から「クリスチャン新聞」が発行され、「リバイバル
新聞」社は、その名の新聞を出していました。また、キリスト新聞社の新聞は、「キリスト新聞」です。
ところで、クリスチャンになりたての方が、「それらの新聞はどう違うのですか?」と質問なさったら、私はどう答えたらいいのでしょうか。
「クリスチャン新聞」の報道理念を見てみますと、「聖書信仰を標榜する福音的教会の動向を中心にした
ニュース」とありますから、そう説明しましょう。
では、「(似た名前の)キリスト新聞」は?ということになりますが、「プロテスタント教会関係者をメインターゲットとしているが、特定の教派・教団に偏らないキリスト教報道機関として、聖公会やカトリック教会、正教会も取材対象とし、<自由な立場から>記事を展開している。」という紹介記事を読んだことがありますので、それを引用しましょう。
注)正教会( Orthodox Church)は、キリスト教の教派のひとつ。ギリシャ正教もしくは東方正教会とも呼ばれる。
次は、リバイバル新聞です。最近、隔週誌「Revival
Japan」(リバイバル・
ジャパン)になり、編集長は次のように言います。
「どうしたらこの国の人々が救いへと導かれるのか?」をテーマとして創刊しました。サブタイトルは「神の国と神の義を求める福音
ジャーナル」。
歴史的には、「リバイバル新聞」創刊の背景には、当時設立されたリバイバル同盟の設立があり、その一連の流れの中で生まれたとも言われています。そのことからも、この新聞は、聖霊派の新聞とされてきましたが、リバイバル・ジャパンと改称されれるようになって、その主張に変化があったようです。
注)リバイバル同盟
聖書は誤りなき神のことばであり、信仰と生活の全ての規範であるとする聖書信仰を持ち、使徒行伝に記されている聖霊の働きを信じるクリスチャンの集まり。
1996年5月、ペンテコステ派、カリスマ派、聖霊の第三の波や力の伝道の立場に立つ聖霊派諸教会の結集を目指して、全国組織が結成された。
さらに、カトリック新聞や聖公会新聞など歴史ある新聞もあります。
「成長するクリスチャン」と「今日もイエス様と共に」の読者の皆様の中には、上記の新聞のいずれかの読者の方もいらっしゃるでしょう。それぞれに編集方針に賛同して購読なさっているのでしょう。
だとすれば、それらの方々のこのクリスチャン・メールマガジンへの期待も異なるに違いありません。
リベラル派、福音派、聖霊派だけではない分類の仕方で、改革派(カルヴァン主義)について、メソディスト教会、バプテスト教会、メノナイト教会などについても書き込んで欲しいという要望もあるでしょう。
「聖書をどう読むか」がこのメルマガの目的のひとつですから、教派や教会の違いを、今後も広く取り上げたいと思います。
その違いを取り上げることは、いくつもの教会に連なったことがある私にとっては可能ではあっても、ときに批判的になりがちですし、情報が正確ではないこともあるでしょう。
それを補うために、私がお勧めするのは、教派や教会の公式ホームページをまずご覧になることです。次は(全面的に信じることは避けていただきたいのですが)、情報としてはかなり信頼できるものとして、Wikipedia(
ウィキペディア)を
調べるのです。
注)ウィキペディアは、信頼されるフリーな百科事典、それも質・量ともに史上最大の百科事典を、共同作業で創り上げることを目的とするプロジェクト、およびその成果である百科事典本体です。
このことによって、教派の違いを把握することができます。教派はまことに多種多様ですが、これもウィキペディアで知ることができます。例えばプロテスタントに限れば、(順不同で、かつすべてではありませんが、)
聖公会
ルーテル派
改革派・長老派
バプテスト派
会衆派
メソジスト派
ホーリネス派
メノナイト派
ブレザレン派
アドベント派
ペンテコステ派
カリスマ派
クエーカー派
無教会派
セブンスデー・アドベンチスト教会
単立教会
などなどがあります。
さらに、知っておいていただきたいことに、日本基督教団とそれに所属する教会があり、私もかって加わっていましたが、エキュクメニカル(教会一致)運動とそれに関連する日本キリスト教協議会NCC)があります。
そのほか、先に挙げた日本リバイバル同盟や日本福音同盟もあります。
日本福音同盟(JEA)
聖書信仰に立つ福音的諸教会の交流・協力機関です。 相互理解と交わりの促進、諸問題への必要な対処、 各種専門委員会による調査研究の実施と情報の提供、世界の同様な団体との協力提携を目的としています。 現在、教団・教派・単立教会、伝道団体から約100団体が加入しています。
いずれにしても聖書を深く読めば、いずれかの教派の教義や主張に至るかもしれません。しかし、だからといって、特定の教派にこだわっているとは言えないと思います。
このメールマガジンは、聖書を広く深く読むのが目的であって、ある教派にこだわって聖書を読むのではない、それが書き込みの「公平さ」であるとさせていただきたいのです。
また教派にかかわる記事の「正確さ」は、それぞれの公式ホームページの内容に準拠し、参考としてウィキペディアを用いることによって保ちます。
それはインターネットに頼ることでもあるのですが、それに伴う雑音は一切取り上げません。教会や教派に対する悪意ある誹謗中傷の記事が多いからです。
そして最後に、皆様にお役に立つ記事であるために、聖書注解書と聖書辞典を広く引用し、また多くのクリスチャンブックも紹介しながら書き込んでいます。
書き込みは何時も長文ですが、斜め読みあるいは拾い読みもしていただけるように工夫しています。
私が気をつけていることに、ご理解いただけたでしょうか?
村川享男(むらかわたかお)
murakawa@gol.com
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